【最新版】建国記念日、節分やバレンタインと意外と多い!2月のイベント行事一覧まとめ

2月のイベントや行事を楽しもう!

2月はまだ寒い日が続きますが、春の訪れを感じることもできる月です。2月には様々なイベントや行事があります。それぞれに意味や由来があって、日本の伝統や文化を感じることができます。ここでは、2月の主なイベントや行事について紹介します。

目次

初午(2月最初の午の日)


初午とは、2月最初の午の日のことです。午は十二支の一つで、牛を表します。初午には、稲荷神社にお参りして、商売繁盛や家内安全を祈ります。稲荷神社では、油揚げを入れたいなり寿司を食べたり、福笹や熊手を買ったりします。初午は、711年に京都の伏見稲荷大社に稲荷神が降臨された日とされています¹。

節分(2月3日ごろ)


節分とは、新しい季節を迎える前に、悪いものを払い清める日のことです。節分は、立春の前日に行われることが多いですが、立夏・立秋・立冬の前日にも行われることがあります。節分には、豆まきや恵方巻き、柊鰯などの風習があります。豆まきは、鬼や悪霊を追い払うために、豆をまいたり、食べたりします。恵方巻きは、その年の恵方を向いて、無言で巻き寿司を食べることで、幸運を呼び込むとされます。柊鰯は、柊の葉に鰯の頭を刺して玄関に飾ることで、邪気を払うとされます²。

立春(2月4日ごろ)


立春とは、二十四節気の最初の節気で、この日から春が始まるとされる日のことです。立春は、冬至から45日目にあたります。立春には、春の到来や新しい始まりを祝う行事があります。立春大吉とは、立春の日にお札を買って、家や店に貼ることで、一年の無病息災や商売繁盛を願う風習です。立春大吉のお札は、その年の干支や縁起の良い言葉が書かれています³。

針供養(2月8日)


針供養とは、裁縫や刺繍などで使った針を供養する日のことです。針供養は、針が折れたり、曲がったり、錆びたりすることで使えなくなった針に、感謝の気持ちを表すとともに、裁縫の上達を祈る行事です。針供養には、神社やお寺に針を納めたり、豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに針を刺したりします。針供養は、江戸時代に始まったとされています⁴。

さっぽろ雪まつり(2月上旬)


さっぽろ雪まつりとは、札幌市で毎年開催される雪と氷の祭典のことです。さっぽろ雪まつりは、1950年に札幌市の中心部で雪像を作ったのが始まりです。現在では、大通公園やすすきのなどで、大小さまざまな雪像や氷像が展示されます。さっぽろ雪まつりは、国内外から約200万人の観光客が訪れる大規模なイベントで、雪像は夜にはライトアップされて幻想的な雰囲気になります。

建国記念の日(2月11日)


建国記念の日とは、日本の建国をしのび、国を愛する心を養う日として定められた国民の祝日のことです。建国記念の日は、1966年に制定されました。建国記念の日の由来は、日本の初代天皇である神武天皇が紀元前660年の2月11日に即位したとされることに基づいています。建国記念の日は、建国記念日ではなく、建国記念の日というふうに「の」が間にあるのは、日本の建国の日がはっきりと分からないためです。

紀元節(2月11日)


紀元節とは、日本の建国の日として祝われていた日のことです。紀元節は、1873年に制定され、1948年まで祭日でした。紀元節は、神武天皇の即位日を日本の紀元として祝ったもので、建国記念の日と同じ日にあたります。紀元節は、戦後の新憲法の施行に伴って廃止されましたが、一部の神社では今でも祭典が行われています。

バレンタインデー(2月14日)


バレンタインデーとは、恋人や好きな人にチョコレートやプレゼントを贈る日のことです。バレンタインデーは、西洋のキリスト教の聖人である聖バレンタインに由来するとされています。日本では、女性が男性にチョコレートを贈るという習慣がありますが、これは企業が商業目的で広めたものです。日本独自の風習として、義理チョコや友チョコというものもあります。

涅槃会(2月15日)


涅槃会とは、仏教の開祖であるお釈迦様が亡くなった日のことです。涅槃会は、お釈迦様を悼み、偲ぶために日本各地のお寺で法要が行われます。涅槃会では、お釈迦様の入滅を描いた涅槃図を拝観したり、お釈迦様の頭に触れる頭陀鉢(ずだつばち)を回したりします。頭陀鉢は、お釈迦様の遺品とされる鉢で、病気や災難を除くというご利益があるとされます。

祈年祭(2月17日)


祈年祭とは、年のはじめにお米をはじめとする穀物類の五穀豊穣を祈る神道のお祭りのことです。祈年祭は、皇居や各地の神社で行われます。祈年祭では、天皇が神々に新嘗祭(にいなめさい)で供える新穀の種籾(たねもみ)を奉納したり、神官が神楽を奏したりします。祈年祭は、古代から続く重要な祭典で、国民の食糧と平和を願う日でもあります。

猫の日(2月22日)


猫の日とは、猫の鳴き声「にゃんにゃんにゃん」ということで2月22日になったそうです。猫の日は、日本では1987年にペットフードメーカーが制定したもので、猫の愛護や飼育の啓発を目的としています。猫の日には、全国各地で猫に関するイベントやキャンペーンが開催されたり、猫好きな人々が猫の写真や動画をSNSに投稿したりします。猫の日は、日本だけでなく、アメリカやイギリスなどでも祝われています。

天皇誕生日(2月23日)


天皇誕生日とは、今上天皇のお誕生日である2月23日のことです。天皇誕生日は、国民の祝日でもあります。天皇誕生日には、皇居で一般参賀が行われたり、天皇が国民にお言葉を述べたりします。また、各地の官公庁や公共施設に日の丸が掲げられたり、祝砲が打ち上げられたりします。天皇誕生日は、天皇が変わると日付も変わります。今上天皇は、2019年5月1日に即位されました。

富士山の日(2月23日)


富士山の日とは、富士山の魅力や価値を再認識し、富士山を愛する心を育む日として定められた日のことです。富士山の日は、2001年に山梨県が、2009年に静岡県が制定しました。富士山の日の日付は、富士山の標高が3776メートルであることにちなんでいます。富士山の日には、富士山に関するイベントや展示、講演などが開催されたり、富士山に登山したりします。富士山は、2013年に世界文化遺産に登録されました。

2月はまだ寒い日が続きますが、春の訪れを感じることもできる月です。2月には様々なイベントや行事があります。それぞれに意味や由来があって、日本の伝統や文化を感じることができます。ぜひ、2月のイベントや行事を楽しんでみてください。

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