企業が従業員に対して、お給料以外で提供する報酬やサービス
福利厚生って何ですか?
おるよな、最近の就活生、御社の福利厚生について教えていただきたい。
お前、ホームページ見てからこいよ。
大丈夫。こんなことは学校習わないんで、僕がめちゃめちゃわかりやすく説明していきます。
福利厚生、これは結論、企業が従業員に対して、お給料以外で提供する報酬やサービスのことを福利厚生と言います。
大丈夫。もっとわかりやすく説明します。
代表的な例でいうと、二つあります。
福利厚生の一つ目は家賃補助
一つは、家賃補助ですよね。よくいるじゃないですか。学生さん、「家賃補助っていくらぐらい出るんかな。」これ福利厚生なんですけど、例えば従業員が10人いて一人一人が家賃5万円の家に住んでいた場合・・・
「大丈夫。半分はうちで持つ。会社として持つ。大丈夫。」ってなったら10人×5万円が50万円のうちの半分の25万円は、会社として持ちます。
これが福利厚生です。「まあまあ、ふとっぱらじゃん。この会社、金持ちやん。」っていうわけです。
福利厚生の二つ目は社内旅行
二つ目、社内旅行です。従業員の半分以上が参加すれば、社内旅行も福利厚生費としていけるんですよ。
どういうことかというと、「ええ、なんか旅行行きたいな、社内旅行で。でも、金かかるし、嫌やな。」
「大丈夫。ただで行かせるよ。福利厚生費だから。」
「ええ、めっちゃこの会社、きまええやんやんやん。」ってなるわけですよ。
福利厚生費は経費で落とせます
でも、これってね、
「なんでわざわざ会社が、こんな大盤振る舞いするんですか? 儲かってるんですか? 金持ちなんですか? めちゃめちゃ金あるんですか? ほんまに本当ですね? 社長、御曹司、御曹司、御曹司。」
御曹司じゃないんですよ。
これ、なんでかっていうと、税金とめっちゃ深い関係があるんですよね。
どういうことかというと、前も言いましたけど、法人の税金というのは、最終的に残った利益に対して税金がかかります。
この福利厚生費っていうのは、なんと経費で落とせるんですよ。
どういうことかというと、さっきの家賃の何10万も、この社内旅行のお金も、経費で落とすんですよ。
ということは、利益を小さくすることができるんですよ。
福利厚生って何ですか? の結論
今年儲かってるなあと思ったら、家賃補助をガッバァー持ってあげたり、社内旅行にドッカァーン行ったりすると利益を圧迫することができるんですよね。
これは節税対策にもなるんで、福利厚生っていうふうに使うこともできます。以上。