伝説の短距離女王ジョイナー家族、テレビ界に進出
伝説的な短距離走者フローレンス・グリフィス=ジョイナー(通称フロージョー)の家族が、テレビ界で注目を集めています。
夫アル・ジョイナーの活躍
フロージョーの夫であるアル・ジョイナーは、1984年ロサンゼルス五輪の男子三段跳び金メダリストとして知られています。最近では、妻の世界記録を守るために積極的に発言し、メディアの注目を集めています。アル氏は「家族の名誉が汚されてしまう。私は死ぬ気で闘うし、あらゆる法的手段を見つけ出すつもりだ」と、妻の記録を守る決意を語っています。
娘メアリー・ルース・ジョイナーの歌手デビュー
一方、フロージョーとアル・ジョイナーの娘であるメアリー・ルース・ジョイナーは、米国の人気オーディション番組に出演し、歌手としてデビューを果たしました。母親譲りの美貌と才能を持つメアリー・ルースの活躍に、多くの視聴者が注目しています。
フローレンス・グリフィス=ジョイナー(通称フロージョー)の娘
メアリー・ルース・ジョイナー
- 生年月日:1990年11月15日生まれ
- 現在の年齢:33歳(2024年時点)
- 経歴:
- 7歳の時に母フロージョーを亡くしています
- 2010年にサンタモニカ大学で音楽とボーカルのコースを受講
- 2012年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で統計学と数学を専攻
- 職業・活動:
- ソングライター、ジムナスト、ダンサー、パフォーマー、プロデューサー
- 2015年からブラウンズ・ジムナスティックスでジムナスティックのインストラクターとして働いています
- 「Flo-Jo Forever」という母親を記念するチャリティー団体を設立
- 音楽活動:
- 21歳の時に人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出場
- 「Surely」「Hold」「An Angel’s Wings」などの楽曲をリリース
- 2023年2月に最新曲「Tides and Waves」をリリース
- その他:
- 母親が妊娠中に「女の子が生まれる。そして、素晴らしい歌手になる」と予言していたそうです
- 幼い頃から音楽に興味を持ち、母親が亡くなる前に音楽教室に通わせていました
メアリー・ルース・ジョイナーは、伝説的な短距離走者の娘として生まれましたが、陸上競技ではなく音楽の道を選びました。母親の遺産を守りながら、自身のキャリアを築いています。
フロージョー自身のテレビ出演
実は、フロージョー自身も1989年にテレビドラマ「華麗なる追跡 THE CHASER」に出演した経験があります。その華やかな容姿と卓越した運動能力は、テレビ界でも注目を集めました。
ジョイナー家の遺産
フロージョーは1998年に38歳の若さで他界しましたが[1]、その記録と影響力は今も健在です。女子100mの10秒49、200mの21秒34という世界記録は、2024年現在も破られていません。
ジョイナー家の活躍は、スポーツ界からエンターテインメント界へと広がっています。アル・ジョイナーの力強い発言、メアリー・ルースの歌手デビュー、そしてフロージョーの残した偉大な記録。これらは、一家の多才な才能と、スポーツを超えた影響力を示しています。
今後も、ジョイナー家の活躍から目が離せません。スポーツ界のレジェンドの遺産が、新たな形で受け継がれていく様子を、私たちは見守っていくことになるでしょう。