最近、SNSを中心に「セザン顔」という言葉をよく見かけませんか?これは、人気プチプラコスメブランド「セザンヌ」のアイテムを使ったメイクアップ、というわけではありません。セザンヌのコスメが持つ「清楚感」「抜け感」「血色感」といったイメージを体現したようなメイクアップスタイルのことを指します。
セザン顔は、作り込みすぎず、ナチュラルながらも品があり、どこかあどけなさを残したような雰囲気が特徴です。男性からも女性からも好感を持たれやすく、普段使いにもぴったりな、まさに「モテ顔」のトレンドなんです。
女性はメイクである程度作れますが、男性、もともとのパーツが鍵になるかも知れません、男性はちょっと中性的な顔立ちで、目はぱっちりすぎないが、印象的、清潔感があって、色気も多少滲み出てる感じだそうです。
セザン顔の主な特徴とメイクのポイント
セザン顔をマスターするための具体的なポイントを項目ごとに見ていきましょう。
- ベースメイク:透明感とセミマットな質感
- 目指すは「素肌っぽい透明感」: 厚塗り感はNGです。肌の悩みを完璧に隠すのではなく、肌の質感を活かしながらトーンアップさせるイメージです。
- セミマットな仕上がり: ツヤツヤしすぎず、かといってマットすぎない、「ほのかな光を宿すセミマット」が理想です。パウダーを軽くのせて、さらっとした肌に仕上げましょう。
- アイメイク:抜け感のあるナチュラルな目元
- 引き算の美学: アイラインは細く、または目尻だけにするなど、主張しすぎないことがポイントです。跳ね上げラインや太すぎるラインは避けて、目の形に沿って自然に引きます。
- ブラウン系のアイシャドウ: ラメやパールが控えめなマットまたはセミマットなブラウン系のアイシャドウが定番です。単色グラデーションや、ごく薄い2色使いで、自然な陰影をつけましょう。
- マスカラはセパレート重視: ボリュームよりも、まつ毛一本一本が綺麗にセパレートされた繊細なまつ毛を目指します。ビューラーでまつ毛をしっかり上げてから、軽くマスカラを塗る程度でOKです。
- 眉毛:ふんわりとしたナチュラル眉
- 自眉を活かす: 流行の平行眉や細すぎる眉は避け、自分の眉の形を活かしたナチュラルな太さに整えます。
- パウダーでふんわりと: リキッドやペンシルでしっかり描き込むのではなく、アイブロウパウダーを使ってふんわりと色をのせるように仕上げます。眉頭は特に薄めに、グラデーションを意識しましょう。
- チーク:内側から滲み出るような血色感
- ふんわりとした血色感: 発色の良いクリームチークや、パウダーチークを頬の高い位置に丸くふんわりと入れます。広範囲に塗りすぎず、あくまで自然な血色感を演出しましょう。
- コーラルピンクやベージュ系: 肌なじみの良いコーラルピンクやアプリコット、ベージュ系のカラーがおすすめです。
- リップ:ぷるんと潤うナチュラルリップ
- 血色感とツヤ: 主張しすぎないナチュラルなピンクやコーラル系のリップを選びます。ティントリップで自然な血色感を仕込み、上からグロスでうるおいとツヤをプラスすると、ぷるんとした魅力的な唇になります。
- リップライナーは使わない: 輪郭をはっきりさせすぎず、あえて曖昧にすることで、抜け感を演出できます。
まとめ:セザン顔は「引き算」と「質感」がカギ
セザン顔は、一つ一つのパーツを際立たせるのではなく、全体のバランスと「抜け感」を重視したメイクです。完璧に作り込むのではなく、肌やパーツの自然な美しさを引き出し、「なんだか可愛い」と思わせる雰囲気が最大の魅力と言えるでしょう。
この解説が、セザン顔メイクの参考になれば幸いです。ぜひ、ご自身のメイクに取り入れてみてくださいね!