安眠のためのおすすめ枕!理想的な寝姿勢をサポートする選び方

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目次

はじめに

快適な睡眠環境を整えるためには、マットレスや敷布団と一緒に、「枕」も重要です。しかし、サイズ・形状・素材などがさまざまで選ぶのが難しいかもしれません。この記事では、おすすめの枕のタイプ別紹介と、選び方のポイントについて解説しています。購入を検討している方は参考にしてください。

理想的な寝姿勢とは

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快適な睡眠環境を整えるためには、身体へ負担がかかりにくい寝姿勢をキープできる枕を選ぶことが大切です。理想的な寝姿勢は、仰向けに寝るときは頸椎から背骨にかけてゆるやかなS字カーブを描き、横向きに寝るときは頸椎から背骨にかけて一直線のラインを保つことです。

枕選びのポイント

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枕を選ぶ際には、高さやサイズ、寝返りの打ちやすさ、形状、硬さ、中材の種類などを考慮することが大切です。自分に合った枕を選ぶために、これらのポイントを確認してみてください。

高さとサイズ

枕の高さは仰向けと横向きで異なりますので、自分に合った高さを選ぶことが重要です。また、枕のサイズも横幅や奥行きをチェックする必要があります。

サイズについては、頭と首の大きさや肩幅を考慮して選んでください。幼児から大人向けまで様々なサイズの枕が販売されていますので、自分に合ったサイズを見つけることができます。

硬さと素材

枕の硬さは好みで決めても大丈夫ですが、低反発タイプと高反発タイプにはそれぞれ特徴がありますので、自分の好みに合わせて選んでください。また、素材によっても硬さや寝心地が変わりますので、気に入った素材を選びましょう。

低反発素材は、自らの体重や体温に反応し、やさしく体の形状に沿ってサポートしてくれます。一方、高反発素材は、弾力性があり、しっかりとしたサポート力が特徴です。

形状

枕の形状は、一番落ち着く寝姿勢で選ぶことが一般的です。長方形型の枕が最も一般的な形状ですが、他にもウェーブ型、くぼみ型、特殊な形状の枕などがあります。

それぞれの形状には、特徴や適した寝姿勢がありますので、自分に合った形状を選びましょう。

タイプ別おすすめ枕紹介

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さまざまな形状や素材の枕がありますが、ここでは特におすすめのタイプを紹介します。

ウェーブ型

ウェーブ型の枕は側面から見ると波のような形状で、高さに差があります。特に、低反発の枕に多く採用されているのが特徴です。ウェーブ部分は頚椎のS字カーブに合わせてフィットしやすく、首元をやさしく支えます。

特に、仰向けで安定した寝姿勢をキープしたい方におすすめの形状です。製品によっては、前後でウェーブの高さが異なるものもあり、向きによって簡単に高さを変えられるため、自分の好みやその日の気分によって使い分けられるのが魅力です。

くぼみ型

くぼみ型の枕は中央部が低く、両サイドが高い形状です。仰向けで寝るときは、枕の中央のくぼんでいる部分に後頭部がすっぽりとフィットし、首元も安定します。横向きで寝るときは、高さのある両サイドに頭や首をのせることで、理想的な寝姿勢をキープしやすいのがポイントです。

仰向けと横向きのどちらでも快適に使いたい方におすすめの形状です。多くの人に支持されている形状であり、寝返りの際にもしっかりサポートしてくれるので、安心して使用できます。

特殊な形状

枕のなかには、独自の形状をした特殊なタイプも展開されています。背中まで支える枕は、頭から背中にかけて生じやすいすき間を埋めるのがポイントで、広い範囲で身体を支えるため、体圧分散性に優れています。首などへの負担を軽減しやすいのが魅力で、特に仰向けで寝る方におすすめです。

下側がゆるくカーブしたアーチ型の枕は、首と肩にしっかりフィットします。さらに、寝返りの軌道に沿いやすいので、ラクに寝返りしたい方にもぴったりです。

素材別おすすめ枕紹介

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お気に入りの枕を見つけるためには、素材の特徴を知ることも重要です。ここでは、主な中素材とそれぞれの特徴を紹介します。

羽毛(ダウン)・羽根(フェザー)

ダウンとは水鳥の胸に生えているタンポポのような綿毛、フェザーとは水鳥の胸以外から採れる硬い羽軸のある毛です。ダウンやフェザーを使った枕は、保温性・通気性・放湿性に優れているのが特徴で、夏場は蒸れにくく、冬場はあたたかいので、1年を通して快適に使いたい方におすすめです。

寝心地は、ふんわりと柔らかいのがポイント。また、ダウンの比率が高いほど、柔らかな感触に仕上がります。製品によっては、ダウン・フェザー特有のニオイが気になりやすいため留意しておきましょう。そのほか、洗濯に対応していないモノが多い点にも注意が必要です。

パイプ

パイプは、ストローを短く切ったような形状の素材です。中が空洞なので通気性に優れており、湿気をすばやく逃がしやすいのが特徴。湿気がこもりにくいため、カビやダニの発生を防ぎます。硬さは、パイプの素材や大きさによって変わるのがポイントです。

硬めのパイプは素材自体がつぶれにくいので耐久性が高く、長持ちします。枕の買い替え頻度を減らしたい方にもおすすめです。柔らかめのパイプは、ゴツゴツした感触が軽減されています。さらに、丸洗いに対応した製品が多く展開されているのも魅力です。

ウレタンフォーム

ウレタンフォームは低反発素材と高反発素材があり、それぞれ特徴が異なります。低反発ウレタンフォームはマシュマロのような柔らかめの寝心地で、頭・首の形や重さに合わせてフィットするのが特徴。仰向けでも横向きでも、形を変えて頭を包み込む枕を求める方におすすめです。

高反発ウレタンフォームは適度に硬めの寝心地で、頭や首をしっかり支えます。また、弾力性に優れているため、頭を押し戻す力が働き、余分な力を入れずスムーズに寝返りしやすいのがメリットです。

まとめ

枕選びは、身体に負担がかからない快適な睡眠環境を整えるために非常に重要です。自分に合った形状、高さ、硬さ、素材の枕を選ぶことで、寝つきがよくなり、寝苦しさも軽減されます。この記事で紹介した枕選びのポイントや、おすすめの枕のタイプ・素材を参考にして、最適な枕を見つけてください。良い枕と出会うことで、質の高い睡眠を得られることでしょう。


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