ヘアメイク専門学校に行かないとプロのヘアメイクになれないと思っていませんか?
じつはヘアメイク専門学校に行かなくてもプロのヘアメイクになる方法はあります。今回はプロのヘアメイクになるため、専門学校に通う以外の3つの方法をご紹介します。
もちろん、専門学校に行かないという事を推奨してるわけではないです。他にも方法があると理解する事で、自分に合った最適な方法でプロのヘアメイク目指すことができるという事です。
さっそく本題ですが、
ヘアメイク専門学校に行かずにプロのヘアメイクになる結論からいうとその三つの方法とは:
① 独学で学ぶ
② 直接専門店に入る
③ 弟子入りする
それぞれのメリットとデメリットがありますので、ぜひ最後まで読んで、あなたに合った選択をしてみてください。
まずは専門学校に行かなくてもヘアメイクになる方法を紹介する前に、理解しなければならない3つの事があります。
プロヘアメイクになるなら理解してほしい3つの事
① ヘアメイクさんの技術は幅広く、場面も多いが、必ずしも免許や資格が必要とは限らない。
② やりたい仕事によって、スタート地点は全く変わります。
③ ヘアメイク専門学校によって美容師免許が取れないところもある。
ここを理解しないと、魅力的なホームページだけで学校を決めて、卒業してから、一人前になるまで長い時間と労力を費やすことになります。
では、一つずつ解説します。
① ヘアメイクさんの技術は幅広く、場面も多いが、必ずしも免許や資格が必要ではない。
まずはヘアメイクさんと一言で言っても、
・ヘアに特化してるヘアメイクさん
・メイクに特化してるヘアメイクさん
・ヘアメイク両方できるが得意なジャンルと不得意なジャンルがあるヘアメイクさん
がいます。
あなたのやりたい仕事によって、得意不得意が決まってきます。
例1:
私なら、ヘアが得意なヘアメイクさんですが、サロン運営でセットをするお客様が多いため、メイクメニューもありますが割合的にはヘアが多いので、ヘアが飛び抜けてうまくなります。
また、私自身もヘアセットやヘアアレンジがかなり好きです。
そして、人を雇いお店を経営するので、美容師免許と管理美容師免許が必須になります。
例2:
デパートの美容部員ならメイクができればなれますので、ヘアメイクさんというよりメイクさんになります。美容免許を持っていない人が多いでしょう。会社員のイメージが強いかもしれません。
コスメショップに勤めているメイクさんも、成人式などでメイクだけのお仕事やヘアさんとメイクでセパレートで施術したりするお仕事もあります。会社によっては副業がダメなところもあるので注意してください。
例3:
結婚式で新郎新婦を担当するヘアメイクさんなら、式場から求められるので、美容師免許が必須になります。この場合はメイクやヘア、メンズもやります。
ただ、そこまで作り込んだヘアメイクというより、きれいや清潔感を引き出すヘアメイク技術が必要です
他にも芸能関係、動画、スチール、イベントなどお仕事はたくさんありますが、できる事が多くてクオリティが高い事に越した事はありません
あなたのやりたい仕事の内容を調べることからやってみるのもありですね
②やりたい仕事によって、スタート地点は全く変わります
例えば、先程の私のサロン運営の場合なら通常ならヘアメイク専門学校に行きヘアメイク技術を習得して、美容免許を取るために美容専門学校で美容師免許を取り、さらに実務経験が最低3年ないと管理美容師の免許は取れない
管理美容師免許がないと、2人以上の人を雇うサロン運営ができないんです。
ヘアメイク専門学校2年
美容学校2年
実務3年と
これだけで7年かかります
しかも高度な技術も必要とされます
ただ私の場合は独立でヘアメイクの技術を習得してるので、美容専門学校3年のみで美容師免許習得したので、かなりの時間短縮できました。
その後の実務経験三年は、自分のサロンを運営してるので、証明書を発行するのは簡単でした。
フリーランスのヘアメイクさんとかだと拠点が決まってなかったりすると、実務の証明が難しかなったりします。
ヘアメイク専門学校はヘアメイクの技術を習得
美容専門学校では美容免許習得のために通う
ヘアメイク専門学校と美容学校は、教えてる内容は全く違いますし、美容師で使う技術を使わないのにもかかわらず、ヘアメイクの現場では美容師免許を求められる事が多いため
美容師免許を習得するのに、美容学校に通わないといけないというのが問題です
次に、デパートの美容部員(メイクさん)
そもそも、募集してる会社なので、大卒なのか高卒でもいけるのかメイクが好きで、人にできるくらいから始められると思います
また会社によっては検定や資格が有利になる場合はありますが、でも結局現場で経験を積むのが1番上手くなる方法ですね
美容部員はメイクさんというより、自社のコスメの使い方や効果を教えてくれるというイメージかもしれません
ヘアメイクさんというより、メイクさん美容部員と呼ばれる事は多いですね。
最後に結婚式のお仕事してるヘアメイクさんは、そこまでのコアな技術は求められないんですが、マルチでマッサージ、スキンケア、メイク、ヘア、メンズのヘアメイク、身支度(アデント)など技術が必要になります
式場を運営してる企業は、信頼のあるヘアメイクにお仕事をお願いするために、国家資格習得者であることの条件としての募集が多い
もちろん、他にも、芸能関係のお仕事やナイトセットと呼ばれるキャバクラやホストのヘアセットのお仕事もあります。
いろんなところでヘアメイクが必要とされてるので、あなたのやりたい現場をぜひ一度書き出してみて、そこから逆算してスタートする事が最短のルートになるかと思います。
③ヘアメイク専門学校によって美容師免許取れないところもある
ヘアメイクのお仕事をするためには、現場によっては美容師免許を求められます
ただ美容師免許は美容専門学校でしか習得できない事が多い美容師とヘアメイクさんのやる事は全く違うんですが、美容師免許は必須の現場があるという事です。
美容学校によっては、ヘアメイク科とかはありますので、美容師免許習得に向けて学びながら、ヘアメイクの技術と同時に習得できます。
でも、ヘアメイク科のない美容学校も多々ありますので、その場合は美容師免許習得だけのために通って、ヘアメイクの技術は違うところで習得する必要があります。
一度、免許の取れないヘアメイク専門学校に入り、卒業してから美容師免許必須の現場の仕事ばかりだと気づいて、また美容専門学校に通わないといけないっていうヘアメイクさん今までたくさんみてきました。
気づいて、通い直す方もいれば、そのまま仕事の幅を広げず現状の仕事をこなすという方もいました。
なので、つきたい仕事を明確にして、美容師免許が必要かどうかを知ってから
美容専門学校に入るのか、ヘアメイク専門学校に入るのか、それとも両方通うのかを決める必要があります
ヘアメイクさんと美容師の仕事は全く違うが、美容師免許が必要が現場が結構あるので、あなたのやりたい現場を明確にして、美容師免許必須なのかどうかを知る事で、スタート地点が変わるという事になります。
ここを理解する事でプロのヘアメイクになれる最短の道が見つけられると思います。
それでは、タイトルの内容の解説と行きましょ〜
ヘアメイク専門学校に行かなくても、プロとして活躍できる3つの方法
① 独学で学ぶ
私も独学でヘアメイクを習得したんですが、基本的に、髪のアレンジが好き、メイクするのが好き、人にやってあげるのが好きなら、ヘアメイク技術を習得することができる可能性が高いと思います。
独学だと基本的な学びは、動画になるかと思います。
ブログやYouTubeで好きなヘアメイクさんを探して、その人が解説している技術を実際にやりながら練習することがおすすめです。
とは言ってもどこからやればいいか迷いますよね?基礎知識がない以上、とりあえず興味があったところから始めるといいと思います。
実際にウイッグを手にしてみて、やってみることでまた新たな疑問や施術悩みが出てきます。そこでまた、解決するための動画などを検索することで一個ずつ技術を習得することができるようになると思います。
ある程度やり方がわかったら、今度は人頭で練習することをお勧めします。100人いれば100人の髪質や肌質があります。実際に手に感触をどんどん残していくことで、蓄積された技術があなた自身に浸透します。
② 直接専門店に入る
最近はヘアメイク専門店が多くあります。特に都心の中心部、六本木、銀座、新宿、池袋などに多くあります。人も募集していることが多く、直接電話をしてアシスタントとして働くことも出来ます。実際に接客方法や施術を体験することで学校で座学するよりも100倍速くプロのヘアメイクになれると思います。
もちろんサロンによって特徴が変わりますので、あなたのやりたい施術内容かどうか、
ちゃんと下調べをしてから入ることをおすすめします。
専門店でも実際みてみたい場合は、
直接お店で一度施術してもらうのもありますね
最近はヘアメイク専門店の基本的料金がリーズナブルなので、1000〜3000円くらいでできると思います。
この方法でもぜひ試してみる価値ありかもしれない
③ 弟子入りする
これは好きなヘアメイクさんや事務所に入り、そこで修行をしながらスタイリスト目指す方法です。師匠の行く現場に常にお供をして、アシスト、補助の役割をする。
その中で、師匠の持ってきる技術を目で盗み、習得する。ただ師匠は1人なので、多くの技術よりも、その師匠の色が強く出るのが特徴です。
直談判するか、ヘアメイク事務所に連絡をして、ヘアメイクアシスタント募集してないかと確認することで仕事につく事ができる
まっどの方法で始めても最初は修行期間はあるので、技術を習得するまではデメリットが多いかもしれません。
ただヘアメイクさんはここを乗り越えなければ、一人前になれるとも言えます。
あなたのやりたい仕事まで辿り着くためには最初は気合いと覚悟を持って修行の期間を望むことおすすめします。
「やるぞ」っていう覚悟がないと、過酷な現場は乗り切るのが難しいのかもしれません。明確になりたい仕事がない場合は技術がもっとも多く習得できるのはやはり店舗になります。スタイリストは何人もいるので、それぞれの強みを組み合わせてあなたのオリジナルにする事も可能だったりします。
まとめ
今回は基本的にヘアメイク専門学校に行かなくてもヘアメイクになれる方法3選をご紹介しました。
自分で自分をコントロールするのが得意で、コストを抑えたい方は独学がおすすめですし何をどこからやればいいと迷ってるなら、基礎技術などから始めるのがおすすめです。