自分がヘアメイクという仕事に向いてるかどうか気になりますよね。
せっかくヘアメイクに興味があるのに、やってみたら向いてなかったって事になったら、通ってた学校、修行期間が無駄になってしまいますからね。
そうならないように、15年間以上実務経験を積んで来た私(プロ)がヘアメイクに向いてる人の特徴を教えます。
また、その特徴が備わってないからといって、別に向いてないという事ではないので、向いてるようになるための対策も合わせて解説いたします
ヘアメイクに向いてる人の特徴10選
①細かい作業が好き
②されるよりしてあげるほうが好き
③流行に敏感で、教養人より多い思う
④見知らぬ人との話題に困ったことがない
⑤観察するのが得意または好き
⑥相手の悩みに対し共感し何通りも解決案が頭に浮かぶ
⑦自己管理能力が高い
⑧体力に自信がある
⑨レスポンスが早い
⑩学び意欲と向上心がある
一つずつ解説して行きます
細かい作業が好き
ヘアメイクの仕事は細かい作業が多いです。
ネイルほどの小さな面積で細かい作業ではありませんが、顔や髪の毛を細かく施術することが多いです。
細かい作業を黙々とやれる人が基本的にヘアメイクに向いてます。
されるよりしてあげるほうが好き
メイクされたり、髪のアレンジをされるより、
してあげたい、この子こうしたら、可愛くなりそうとか
やってあげたくなる気持ちのほうが強い
そのモデルを自分の手で作品にすることを想像するのがワクワクしたり、楽しいならヘアメイクさんに向いてます
流行に敏感で、教養人より多い思う
ヘアメイクには時代があります。
常に流行に敏感で、最新のスタイルやメイクを知る必要がある。
SNSで話題のとか新作とかのワードを見つけたら手が止まっちゃうなら、流行はもうあなたのものです。
そしてヘアメイクはサービス業です。
教養が多ければ、それだけ話題でお客様を楽しませることができる。
そして、お客様から振られた話題に対して共感やリアクションが取れる。
ニュース、アニメ、ドラマ、映画、多方向な情報を入れることで教養が増えます。
見知らぬ人との話題に困ったことがない
いろんな知識があっても、人と話すのが苦手、人見知りだと、自然に打ち解けるのに時間がかかってしまう。
基本的にサービス業で、スムーズな会話やコミュニケーションが求められるので、お客様に気を使わすことなく、空気を読みながら話題を提供するとヘアメイクさんに向いてると言えます。
観察するのが得意または好き
日頃から人の言動や身なりをよく観察する
観察するのが好きならヘアメイクさんに向いてます。
これは、施術の際に、どんな状態なのかを見抜くことができるスキルになりますので、見ただけで髪の状態が変わるとか
見ただけで、お客様の気にしてるところを改善する提案ができるとか
ヘアメイクではこういったところに役に立ちます。
相手の悩みに対し共感し、何通りも解決案が頭に浮かぶ
日頃が空いての話をよく聞く
聞いた内容を分析し、改善策が思い浮かぶ
傾聴ともいうんですが、お客様は初めてのヘアメイクさんにはいきなり真の悩みを打ち明けてはくれないです。
それをとことん話を聞いてあげることで、お客様の真の思いを知ることができます。
そして、その悩みに対して、そのお客様が1番合う改善方法を提示したり、施術に活かしたりすることができるようになります。
自己管理能力が高い
学校を卒業して社会に出ると、いろんな経験や時間、環境にでくわします。
いろんな状況変化に対して、自分をコントロールしなければなりません。
例えば、今日の仕事が24時までだったが次の日と入り朝の5時で、明日に使う作品の写真の整理の作業もしなければならない
ってなった場合。
どれだけ、次の日に時間通りに現場にいけて、仕事に支障が出ない睡眠や健康体で、明日に使う物をどう準備するのかを組み立てならなければならない。
一個でも崩れてしまうと、誰かに迷惑かかったり、自分に皺寄せが来てしまうということになります。
もちろん初心者の時にここまで求められる事は少ないですが、ヘアメイクの仕事をやっていれば必ずこういう、自己管理をしないといけない事が増えてきます。
なので、今、多少の時間が乱れたりしても自己管理上手くできるのはヘアメイクさんに向いてると言えます。
体力に自信がある
ヘアメイクって体力いるの?
って思うかもしれませんが意外と体力仕事だったりします。
まず時間の不規則さ
メイク道具、ヘア道具一色は常に肌身離さず
これは現場にもよりますが平均で10〜20kgくらいを常に持ち歩きます。
もちろん演者ではないので、ロケバスなどで移動できない場合は、電車と歩きになります。
自家用車という選択もありますが
アシスタントのうちは難しいです。
ロケ地は都心に多く、車だと渋滞などで時間が読めないのと、下手したら駐車料金がその日の日給を越す場合もあります。
なので、体力多少自信がある人はヘアメイクさんに向いてます。
レスポンスが早い
LINEのメッセージはすぐに読みすぐに返す人はヘアメイクさんに向いてます。
ヘアメイクとは、結構生物になります。
現場の指示や買い出し、仕事の依頼、仕事の相談
これらは全て早く返信しくれる人にチャンスが行きます。
どんどんヘアメイクの仕事できる人は
すぐ既読すぐ返信
今まで私が仕事を振ってきて、相手が以下の対応に分けられます。
①すぐ既読すぐ返信10%
②多少時間はかかるが返信がある30%
③既読してしばらく経ってやっと返信30%
④既読スルー20%
⑤未読スルー10%
くらいの割合でした。
あなたが仕事依頼をして相手に送った際に受けるにしても、断られるにしても、また仕事を振ってあげたいのはどのタイプですか?
ちなみに①番の人たちはいつまでも仕事が途切れることはありません
学び意欲と向上心がある
ヘアメイクの技術は次々と新しく生まれてきます。
トレンドも変わります。
それを自分の技術に取り入れたいとか、このアレンジ作ってみたい、このメイクマスターしたいという意欲が常にある人はヘアメイクさんに向いています。
講習会や技術の勉強などはいろんなところでできるので、無料でも有料でも「いいな」と思ったらすぐに取り入れられるように向上心を持ってヘアメイクとして活躍して行きましょうー
ヘアメイクに向いてない人7選
①他責思考
②手先不器用
③コミュニケーション不得意
④健康や体力に自信がない
⑤責任感が少ない
⑥時間にルーズ
⑦レスが遅いもしくはなし
一つずつ解説していきます
他責思考
なんでも人のせいにしてしまう。
長年ヘアメイクさんを派遣してると、現場で何かクレームなど起きた時に、施術者と施術されたお客様の両方からヒヤリングをします。
その際のヘアメイクさんが、お客様がここがダメだったから、何いってるかわからなかったからという、相手を非を探してしまう事があります。
人のせいにしても自分の成長につながる事がないので、まず自分のどこがダメだったのか、それによってどう改善すればクレームに繋がらなくなるのかを自責思考で物事を考えられるようになると一流のヘアメイクさんになれると思います。
手先不器用
もちろん不器用だから絶対に向いてないというわけではなく、練習や努力が必要になります。
ヘアメイクは髪で使う、コテ、アイロン、ブラシ、ドライヤー
メイクで使う、アイライン、パウダー、筆などなどに
いろんな強弱やさじ加減を強いられます。
柔軟性を持った手先の動作が必要とされますので、もし手先がちょっとは不器用かもと思ってるなら、いろんなな物に触って、やる量を増やすといいでしょう
コミュニケーション不得意
人見知り、コミュニケーションが苦手だと現場ではヘアメイクさん自身が苦労します。
そうならないために、コミュニケーションの本で勉強したり、常日頃から自分から誘ってみる、話題を振ってみる事からコミュニケーションに慣れるようにしましょう。
健康や体力に自信がない
ヘアメイクの仕事は基本的に不規則です。
体力や健康に自信がなければ、基礎体力などを鍛える事をジムなどで鍛える事がおすすめです。
また、自信がないかといって、目指さないわけではないので、やりながらなれるという選択肢もありだと思います。
責任感が少ない
ヘアメイクでは1人現場とかあります
その際仕事を引き受けたのに、急に断ったり、無断で行かなかったりと無責任な行動を取る人は向いてない。
まっどんな仕事でもそうですが、1人で完結するなら問題ないんですが、1人かける事でいろんなところに迷惑がかかってしまうような無責任な言動はヘアメイクさん向いてないと言えます。
思いを改めて、責任持って仕事をする必要性があります。
時間にルーズ
ヘアメイクの仕事は時間厳守です。
ロケや撮影の現場では、みんな一つの作品を作り上げるので、1人遅れただけで、全員に迷惑がかかります。
時間にルーズだと自覚がある場合は、対策をして行きましょう。
レスが遅いもしくはなし
これは、所属してても、フリーランスでもどちらにも言えますが、仕事をする側としては
「行けるかどうか」の意思表示が欲しいです。
確認してるなら「確認します」という意思表示が欲しいです。
返信が1日経ってもなかったりそもそも返信がないと、次の仕事の話をしてもこの対応なら、すぐ返信してくれるヘアメイクさんを探そうとします。
仕事を振る側としては
「いけない」なら他を探す行動に移せるし
「いける」なら現場の詳細の打ち合わせに移すことができる。
「いけない」と断ることより、あなたの現状を依頼先に知らせないことが問題と感じられる場合が多いです。
ですから、仕事受けるも断るも返信をするというところに重点をおくことが重要になります。
ヘアメイクに向いてか自信ない人のための磨けば光る対策方法
向いてない人はいろいろ書きましたが、全部当てはまったものヘアメイクさんにはなれます。
やりながら、あなたなりの改善方法を見つけることができれば問題はありません。
ただ、改善もせずにそのまま続けるということをしてしまうと、お仕事が続かなくなることがあります。
ヘアメイクの業界は狭いので、一度信用を失うと取り戻すのに時間が結構かかります。
1番大事なのは、あなたが働きやすい環境や人間があなたの周りに居るように、周りの人に責任の持った行動をするということです。
もちろん人間なので完璧ではありませんし、ミスもします。
その際に素直に謝ることと、そのミスをどう対策、改善して次回に活かすのか
ここまでやることが、社会で責任のある仕事をすることにつながるかと思います。
向いてない項目が多かったと言って諦める必要はありません、大事なのは、どう向き合って、自分が向いてるようになる努力をするか
にフォーカスをしてみてください。
諦める選択肢より、どう努力して、どう達成させるかを考えて行動するほうが
人生は何倍も楽しくワクワクしますからね
ヘアメイク向いてる人のまとめ
あなたが「ヘアメイク向いてる人」と検索した時点から、あなたはヘアメイクさんになる適切能力が高い人です。
そもそも、興味がなければこのページに辿りつくことはできませんからね
ヘアメイクに向いてるも向いてないもあくまでも目安です。その能力がないからと言ってヘアメイクさんにならないわけではありません。
ちなみに、私なんかも初見の人とは話題はほぼ思い浮かぶことはありません。
というかしゃべらたいことがないです。
ですが、長年やっていくと、仕事スイッチonすると
ベラベラといろんな話題が出てくるようになってきています。やっぱり人は慣れですね。
とにかく、足りないものは量をこなして満たせばいいです。
大切なのは、お客様を満足させる
これができれば問題はないんです。
お客様を満足させるにはやっぱり技術なので、ヘアメイクの技術をあなたに合った最短で習得できる方法3つの記事もおすすめです。