2023年に話題になったニュースをまとめました。いろんなことが起きた一年です。来年はいい年になるように祈ります
いちばん有名だったのが
イラク戦争
イラクとアメリカを中心とする有志連合が戦った戦争です。 アメリカはイラクが湾岸戦争後も大量破壊兵器を開発・保有しているとして査察受け入れを要求しましたが、イラクは拒否しました。
そのため、2003年3月にアメリカはイラクに対して空爆を開始し、同年4月には首都バグダッドを占領しました。 しかし、イラク国内では反米勢力や宗派間の対立が激化し、治安は悪化しました。 その後、アメリカは2011年にイラクから撤退しましたが、イラクは現在も不安定な状況にあります
岸田総理のダメ政治
岸田文雄首相が率いる第2次岸田内閣の政治手法や政策に対する批判のことです。
岸田首相は、2021年9月に自民党総裁選で菅義偉前首相の後継者として選出されましたが、その後の内閣支持率は低迷しました。 岸田首相は、税収増の還元として所得税減税や低所得者への給付を打ち出しましたが、その財源や効果に疑問が呈されました。
また、政務三役の不祥事や大阪万博の経費問題なども批判を浴びました。 岸田首相は、自身の発信力や実行力に自信を持っていますが、世論や自民党内からは厳しい視線が注がれています。
ジュニーズ性加害
ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川氏が、所属タレントに性的虐待を繰り返していたとされる問題です。 2021年6月に、カウアン・オカモト氏が実名・顔出しで告発しました。
その後、ジャニーズ事務所は外部専門家による再発防止特別チームを設置し、約3カ月に及ぶ調査を行いました。 その結果、ジャニー氏による性加害があったことを認定し、藤島ジュリー景子社長は9月7日に記者会見を開き、謝罪と社長辞任を表明しました。
この問題は、ジャニーズ事務所の体質や芸能界の闇を浮き彫りにしました
松本人志の報道
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが、2015年に複数の女性に性行為を迫ったとする女性側の証言を週刊文春が報じたことです。
週刊文春は、2024年1月4・11日号や文春オンラインで、松本さんがスピードワゴンの小沢一敬さんに誘われた六本木のホテルで、ゲームと称して寝室で女性と2人きりにされ、強引に性行為をしたという内容の記事を掲載しました。
しかし、松本さんは「記憶にない」と否定し、所属事務所の吉本興業も「当該事実は一切なく」と否定し、法的措置を検討すると発表しました。 この報道は、松本さんのイメージやスポンサーへの影響などが注目されています
ほかにも
音楽家の坂本龍一さんやミュージシャンのティナ・ターナーさんの2023年に死去
坂本龍一さんは、世界的な音楽家で、YMOのメンバーや「ラストエンペラー」の音楽でアカデミー賞を受賞したことで知られています。
坂本さんは、2021年1月に直腸がんを公表し、闘病しながら活動を続けていましたが、2023年3月28日に71歳で死去しました。
ティナ・ターナーさんは、「ロックンロールの女王」と呼ばれたアメリカの歌手で、数々のヒット曲や映画出演で人気を博しました。
ティナさんは、東日本大震災後の日本の復興支援に尽力し、エルメスのバッグ「バーキン」の名前の由来にもなりました。
ティナさんは、2023年5月24日に83歳で死去しました。
2023年日本女子がスキージャンプＷ杯で表彰台独占
2023年2月5日、ドイツのビリンゲンで行われたスキージャンプのFISワールドカップ女子個人第17戦で、日本の伊藤有希さんが優勝し、丸山希さんが2位、高梨沙羅さんが3位となり、日本勢が表彰台独占の快挙を成し遂げました。
伊藤さんのW杯優勝は6年ぶり6回目、丸山さんの表彰台は自身初めて、高梨さんの表彰台は115回目となりました。
W杯で日本勢が表彰台を独占するのは今回が初めてで、男子は1997-98シーズンに3度達成しています。
なでしこジャパンがサッカー女子Ｗ杯で４大会連続決勝Ｔ進出について
サッカーの女子ワールドカップ（W杯）オーストラリア・ニュージーランド大会は、2023年7月26日に1次リーグC組第2節が行われ、日本代表「なでしこジャパン」がコスタリカ代表に2-0と快勝しました。
この結果、日本は開幕2連勝で4大会連続の決勝トーナメント進出を決めました。
日本は、31日にグループ最終戦でスペイン代表と首位通過を懸けて対戦します。
2023年大谷さんの偉業について
大谷翔平さんは、アメリカのメジャーリーグ・エンゼルスの投手兼打者として活躍しています。
大谷さんは、2022年シーズンに投手として10勝、打者として40本塁打を達成し、MLB史上初の同一シーズンに投手として10勝、打者として40本塁打の大偉業を達成しました。[^10^]
また、大谷さんは、2022年シーズンに153km/hの速球を顔面付近に受けたことがありましたが、神回避して無事に済みました。
大谷さんは、2022年にアメリカンリーグのMVPに満票で選ばれるなど、世界中から注目されています。
[2023年1月] 箱根駅伝、駒大が2年ぶり優勝
第99回東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根駅伝）は3日、駒沢大が2年ぶり8度目の総合優勝を果たしました。駒大の大八木弘明監督は「選手たちが一生懸命走ってくれた。本当に感謝しています」と涙ぐみました。
[2023年2月] 日銀総裁に植田和男氏
経済学者の植田和男氏が9日、日本銀行の新総裁に就任しました。植田氏は「日本経済の持続的な成長と物価安定を目指す」と述べ、金融緩和策の修正を行うことを示唆しました。
[2023年3月] 作家の大江健三郎さん死去
ノーベル文学賞作家の大江健三郎さんが3日、88歳で死去しました。大江さんは「奇妙な仕事」「人間の顔」「沈黙の海」などの作品で、戦争や原爆、人権などのテーマに取り組みました。文壇や社会に大きな影響を与えました。
[2023年4月] 首相演説会場で爆発物
和歌山市の漁港で15日、岸田首相が衆院補選の応援演説を始めようとした際、爆発物が投げ込まれました。投げ込んだ男は、威力業務妨害容疑で現行犯逮捕されました。岸田首相は無事でしたが、警備員や報道陣など数人が軽傷を負いました。
[2023年5月] Ｇ７サミット開催
先進7か国首脳会議（Ｇ７サミット）が19～21日、広島市で開かれました。ロシアのウクライナ侵略を非難し、対露制裁やウクライナ支援の継続で合意しました。会議にはウクライナのゼレンスキー大統領も参加しました。
[2023年6月] 藤井、最年少名人
将棋の藤井聡太七段が29日、最年少で名人位を獲得しました。藤井七段は、タイトル戦で羽生善治名人に4勝2敗で勝ち、史上最年少の六冠王になりました。藤井七段は「羽生先生に勝てたのは奇跡です」とコメントしました。
[2023年7月] 国産量子コンピューターが稼働
日本の新たな主力ロケット「Ｈ３」１号機の打ち上げに失敗した後、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）は27日、国産初の量子コンピューターを稼働させました。量子コンピューターは、従来のコンピューターに比べて高速で複雑な計算ができるとされています。ＪＡＸＡは、量子コンピューターを使って、宇宙開発や気候変動などの課題に取り組むとしています。
まとめ
2023年いろいろありましたが、来年は平和は年になるといいですね。
